こんな状態の時には是非キャリアカウンセリングに来て欲しい

 

カウンセリングに来られる方はほとんどが「どうすればいいかわからない」とか「やっていけるか不安です」のような仕事の悩みを抱えています。そして、一緒にそういう悩みをホワイトボードに書きながら整理していくことで「あぁなんだ、それなら大丈夫だ!」って感じて帰っていく。

「ここに来ると”なんだかできそう”って思えるんです」

おそらくこの感想が一番、わたしのカウンセリングを的確に言い表してくれているのだと思っている。わたしもそれを目指している。

はじめは「グチ」でもいいのだから

カウンセリングは半分くらいが「愚痴聞き」になることも多い。よくもそんなにたくさん溜め込んでしまって…と感じるほど、次から次へと溢れてくるもの。

よく勘違いされるけれど、愚痴は吐き出していいんです。これを「言っちゃいけない」とかって封じ込んでしまうのが元凶。吐き出すタイミングと相手さえよく選べば、溜めこんでしまうよりずっといい。むしろ、ガシガシ出しちゃおう。

溜め込んだネガティブをひと通り吐き出してから、ゆっくり中身を整理すればいいのです。

不安や焦りを、事実と思い込みに分けて考える

そしてある程度愚痴を出しきってから話題の本質へ。
なぜ不安になっているのか?という理由にはいろいろあるのだけど、仕事の悩みで最も多いのは「こうしなきゃいけない」と感じる業務、役務、責任などかなぁって思うけれど。

「それって事実なのかな?」などと訊きながら気持ちを整理していくと、こうあるべきと思って(思い込んで)いた、こうしなきゃいけないと言われていた(ように感じた)みたいな思考のちょっとしたズレが見えてきて、そこから代替案が生まれたり、やれることが見えたりするものです。

こうしなきゃいけないあるある
・成果をあげなきゃいけないけど、うまくいくか不安
・部下を動かしたいけど、本人にやる気が見えなくて焦る
・昇進が決まったけど、責任が重くなるのが不安

それぞれ「成果って?」「動かすって?」「責任って?」と突き詰めて考えていくと必ず”思い込み”が隠れている。ここを分解して整理していくうちに「なーんだ、そういうことでいいんだ」って感じられるようになる。だから「これならできそう」っていう答えが導かれるのだと思います。

思考の「整理屋」に頼って欲しい

これが自分一人でできたらいいのに…ってわたしもずっと思っていたなぁ。
そうやってみんな悩みや不安を抱え込んでしまうけれど、一人で考えると堂々巡りの思考しか浮かばない。だからいつまで経っても不安だし、不安だから動けない。

昔と比べて人との『対話』や『問いかけ』そのものが減ったということなんだろう。世の中にはこれだけの情報が溢れてるから人と話す必要がなくなった。膨大な情報のおかげで「自分で解決しなきゃ」とか勘違いしちゃうのかもしれない。「助けが必要」って自覚しにくいのかもしれない。

けれど一人では、いろんな感情や思い込みが邪魔をして正しく整理できない。だからわたしたちのような「思考の整理屋」がいるのです。人の助けを借りながら感情や思考をラクにする考え方を身につけていくと、少しずつ自分一人の力で整理できる範囲が拡がってくる。「よし、ここから手をつけよう」って決めて動けるようになっていく。

「こうしなきゃいけない」が「こうしよう、これならできる」になる。
やっぱり頭だけじゃなくて、ちゃんと心や感情も伴って動き出せるのがいい。
そのためには人の助けを借りるという選択肢を持つことが大切。「自分一人で解決しなきゃいけない」と思っている間は、答えは見つかりにくいものですよ。